ダイエットの男女差
痩せやすさの男女差は?
同じような体格、体重、生活習慣の男女が同じプログラムでダイエットをしたら痩せやすさとかあるんでしょうか?
本サイトは【老若男女のダイエット】を心かけていますが、でもタイトルにありますように「おじさん」に偏っているのかもしれません。
だから【反省して】(笑)男女差について考えてみたのです。
どうも全く同じダイエットプログラムを行うと、男性の方が体重が落ちやすいというのが事実のようです。
理由は「男性の方が筋肉量が多いから」ということです。
これには思い当たる節があります。
今や女性でもボディビルダーや各種の運動で凄い筋肉が付いている人も多くなりましたね。
でも同じ腕や足の太さでも男性の方が筋肉の量、または密度なのか筋力は強いんです。
昔から「絶対的な体力は男性が上」と言われてきていますが、あながち間違っていません。
以前女性格闘家の人がインタビューで、「やはり同じランク(体重)の男性とやったら絶対勝てない」と言っていました。
やはり見た目だけじゃなくて筋肉量、筋肉の密度が違うのだと思います。
だから筋肉でエネルギーを消費する=痩せる、ということに繋がるようです。
でも女性だってあきらめる必要はありません。自分に出来る範囲で筋肉をつければよいのですから。
きっと多くの女性は「痩せたいけれどムキムキの筋肉は困る。」、「筋肉が付いて逆に足や腕が太くなるのは困る」という方が多いと思いますが、別にボディビルダーになるわけでもないので、少し汗をかくくらいの運動でよいのです。
大事なのはその軽い運動を続けることなのです。でもこれが一番難しいですけどね。おじさんも。
また私はおじさんなので全く判らないのですが、女性の場合は生理の関係から体調の変化やホルモンのバランスが崩れたりすると痩せにくいこともあるようです。
でもこれは神様が決めたことなのでどうしようもないですね。
だから正当に「軽い運動を続ける」、「食事の量とバランスに注意」、「ストレスをためないようにして睡眠は充分に」を心がけましょう。
食事についての男女差は?
基本的に食欲に性差は無いと思うのです。科学的な説明では「女性の方が食欲は強い」なんて聞いたことがあります。
これは脳の仕組みというか、脳に書き込まれた生物としての情報のようです。
これは子供を産み育てるためなのかどうかは私にはわかりません。
科学的な説明や多くのサイトでも男女の食欲の違いについて書かれているようですが、私は基本的に食欲差は無いと思います。
また「男だからこのような食物は体にたまりやすい」(或いはその逆など)などもありません。
消化、そして栄養吸収のメカニズムは男女差はないのです。
だからダイエットを考慮した食事に関しての男女差はないと思ってよいと思います。
もちろん専門の研究家の方に言わせれば「○○という部分では性差がある」と言われると思いますが、生物学的な極僅かな差を現代人の私たちに当てはめても無意味と思います。(なんか素人が偉そうですが)
大昔は「女性は食事の量が男性より少ない」というのが普通の時代もありましたが、今はそんなこと無いですよね?
もちろん一般論ですが、多くの場合同年齢であれば男性の方が身長や体格が大きいので自然と食事の摂取量は増えます。
でも今は細くて小柄な女性だってたくさん食べるし、その方が健康的で良いと好感をもたれると思います。
もちろん過度の食べすぎはダメですが、食欲という人間の本能を男女差で決め付ける方がおかしいと思うんですね。おじさんとしては。
ダイエット面での男女差の結論
● 体格や筋肉の差
「男性の方が筋肉量が多いので代謝を上げやすい、つまり痩せやすい」のは事実。
しかし運動で力強い筋肉を付ける必要がある場合を除き、ダイエットではさほど気にする必要はない。
ダイエット面から見ると性差ではなくて個人差の方が比較にならないほど大きい。
だから女性も「私は女だから痩せにくい・・・」なんて思わないこと!
各個人にあった運動をすればよい。但し一番の難関の継続はすべての人に共通であり、言い方を変えると平等と言える。
● 食欲や食事の好み
性差はないと考えてよい。あっても生物学的に存在する僅かな差しかない。
現代人は生物学的な極僅かな差を人間社会という集団によって抑制されているので性差など考える必要はない。
「人間社会による抑制」が良い悪いとかを論じても無意味である。
● ダイエットに対する考え方
これも記事によっては面白おかしく書かれているが、性差などない。個人差だけ。
興味を引くために書かれた記事を気にする必要は皆無。
以上、素人のおじさんが好き勝手なことを書きましたが、いかがお感じになられましたか?
男女での体格や筋肉の違い、体の仕組みの違いがあるのは当然のこと。
違いがあるから男と女なのです。
とにかく【自分にあった方法で続けられることを】探してみましょう。