男は腹ボテ、女は背脂・・・
中年以降は男は腹ボテ、女は背脂
妻とある日こんな話をしていました。
私: 中年になると男は腹が出て来るけど、女の人はお腹だけ出てくるのではなくて全身がポッチャリになるね。
妻: 確かに女の人はお腹だけポコッと出てくる人は少ないかもしれない。でも女の人は【背脂】が付くよ。
私: え?背脂?
妻: 街行く人よく見てみな。中年のおばさんは決まって背中に脂肪がたっぷりついているよ。
私: ・・・・
背脂なんてあまり考えた事ありませんでした。背脂と言ったらギトギト系ラーメンしか思い浮かびませんからね。
その後特に街中で観察したわけではありませんが(やったら通報されますね)、よ~く考えてみたら「そうかも・・?」と思いました。
なおお腹の贅肉については以下の記事を参考にしてみて下さい。
なぜ背脂がつくのか?
必死になって考えると、「運動をしても背中の筋肉を酷使するという事は少ない。」、「加齢」などが思い浮かびます。
妻も何故かはわからないとのこと。
でも妻は無駄な背脂はないし痩せているんです。子供産んでいるのに。
だから気にしたことはないけど知人や街中を歩く人を見ると背脂が付くんだな、と思っていたそうです。
改めて調べてみると以下のような理由のようです。
● 運動不足。特に背中を常時動かす運動は少ない。
● 加齢
● 長時間のデスクワーク(家でのパソコン作業も含む)
● もともと女性は皮下脂肪が多いので、使う頻度が低い背中に脂肪が付きやすくなる。
● 普段から猫背の人
まあ上記は殆どが男性にも当てはまるのですが、やはり女性の方が【背脂】が分厚い人が多い気がします。
背脂を落とすには
結論、
運動しかありえません。
以上、終り!
というのもあまりにも無責任なのでちょっと対策を書いてみます。
1.腕立て伏せ
出来ない人も多いですが、体が完全に床に付かなくてもいいです。最初は3回しか出来なくてもよいです。
毎日少しづつ回数を増やして行きましょう。腕立て伏せは腕の筋肉だけではなくて背筋も鍛える効果が大きいのです。
どうしても無理だという人は、立ったまま腕立て伏せをやる方法もあります。
参考までに申しますと背筋を付けるとぎっくり腰になりにくくなります。少ない回数でも毎日続けましょう。
2.背筋運動
これは上記の腕立て伏せにも関連します。
なかなか背中の筋肉を直接動かす運動ってないですよね。
でもお手軽で効果の高いものです。
無理しないで少しづつ毎日続けて下さいね。少しでも痛みを感じたらその日は止めましょう。
3.上半身を伸ばしてねじる
難しそうですが実は簡単です。以下の図を参考してください。
このとき腕もまっすぐに伸ばし、かかとを挙げながらやると効果がより高くなります。
背筋のみならず、胸筋や腹筋の一部にも効果があります。
4.タオルを使って背筋を鍛える。
イメージ的には図のような乾布摩擦となるでしょうか?
これには2つのやり方があります。上記「3.」の方法の応用編です。タオルを持った方が体勢が安定します。
(1)タオルを両手でしっかりと持って腕をしっかりと伸ばして体を腰を支点に上半身を左右に大きくゆっくりと振る。
(2)お風呂で背中を洗うようにタオルを持って(1)の動作をしたり、「3.」の上半身をねじるという動作をする。
どちらも効果がありますが、自分に無理のないやり方でやってください。
なおどちらでも問題なければ、あなたにとって少しでも負荷が大きい方を重点的にやってください。
痛みや無理が無ければ負荷が大きい方が筋肉に対して効果は大きくなります。
5.普段の姿勢
猫背はどうしても背筋を鈍らせてしまいます。椅子に座る時、机に向かって仕事/勉強をする時にもなるべく背中をまっすぐに伸ばすようにしてみましょう。
いかがですか?
実は【背脂】は付くのも早いですが、比較的簡単な運動や普段の心がけで軽減することが出来るのです。
気になる方はおやりになってみて下さいね。