寝ないと太る!
寝ないと太るのか?
ズバリ!寝ないと太るそうです。
寝ないと、というよりも正確には睡眠不足は太るということです。
だいぶ前にある女優さんが役作りのために極めて短期間で大幅に体重を落とす必要があり、その方は「食べない、飲まない、寝ない、体を動かす」と言っていました。
あまりにも過酷ですが体重は落ちたそうです。
でも体を動かす以外はちょっと危険だと思いますのでやってはいけない事だと思います。
別の方も「徹底的に睡眠を削るとやせる」と言っていましたがこれもダメですね。
海外での研究結果ですが日本人にも当てはまる内容だと思うのでご紹介します。
●睡眠不足になると人間は自然と食欲が増してしまう。
→食欲に関するホルモンバランスの変化(悪化)だそうです。そして興味深いのは野菜や脂肪分の少ないたんぱく質の食品では睡眠不足による空腹感は満たされないそうです。脂っこいものなどが食べたくなるんですね。
●睡眠不足による空腹感は短時間では収まらず、長い時間がかかる。
→言い方を変えると「たくさん食べ続ける」という事にもなります。
●量やカロリーの多い食事(飲み会など)が設定される前日には十分な睡眠をとることによって食事会当日の食べ過ぎを抑えることが出来る。
●睡眠不足の日(睡眠時間が4時間程度)のカロリー摂取量は睡眠が十分にとれている日に比べると385kcalも多くなることが実験で分かっている。
また炭水化物の摂取量が変わらなくてもたんぱく質の摂取量が減って脂肪分の摂取が増えたことも分かっている。
つまり睡眠不足はカロリー摂取量が自然と増えてしまい、かつ無意識であっても脂肪分を多くとるようになってしまうようです。
誰が聞いたってこりゃ太りますね。
最適な睡眠時間は個人差と生活スタイルの差がありますので一概には言えませんが、一般論では6時間を下回らない事が良いとされているようです。
昔から言われる8時間が適正かは個人差によりますが、目安として7~9時間の間という事でしょう。
睡眠を十分にとることもダイエットの一つであると覚えましょうね。