別腹は本当にあるのか?
別腹はあるのか?
あちこちで使われる別腹という言葉。
「私はケーキは別腹だから焼肉を食べた後でも食べられる」などという人がいますね。
そういう人は食事をたくさん食べた後でも本当にケーキバイキングとかを平気でたくさん食べたりしています。
傍からみると見ると好きだから単に無理してケーキを食べているとしか見えません。
人間は胃が一つしかありませんし容量も限られています。
また胃で消化して腸に送り出すのに2~3時間、長い場合だと8時間以上も胃に食物が留まるのです。
もう食べられない、というほど食べてその後にケーキバイキングなんて考えられませんよね。
大食いタレントならば話は違うんでしょうけど。いったいどうなっているんでしょうか?
実は本当にあった別腹
結論から言うと別腹は存在するそうです。
もちろん誰でもではありません。一部の人だけなのかもしれません。
10年近く前にテレビで別腹の存在についての番組があったんですが、「人はたくさん食事をしたあとでも好きなものを何故たくさん食べられるのか?」というものでした。
確かケーキが大好きな人数人が実験に参加したのですが、お腹がいっぱいになるまで好きなように食事を採ってもらい、その後ケーキを食べられるか?というものでした。
何とその実験は胃の様子をレントゲンで映し出して検証するのです。
食事をたくさん食べた後は胃がパンパンに膨らみ、隙間が無くもう何も入らないように見えました。
そして食後寛いでいるその人たちに大好物のケーキを見せて「お好きなだけどうぞ」と差し出した途端に胃が活発に動き出したんです!
そして胃はどんどん先ほど食べた食事を未消化のまま腸に送り出していきます。
これは本当に驚きでした。
胃の激しい動きは胃の隙間が1/4~1/3になるまで続いたのです。
そしてその人たちはケーキを食べ放題・・・。
人間の体ってこんなになるんだと驚きでした。
つまり何を言いたいかと言うと、どんなにダイエット食品や炭酸飲料などをたくさんとって食事量を減らしても、好物を見ると胃が激しく動き出して好物のケーキなどを欲するようになるのです。
もちろんこうならない人もいるでしょうし、個人差は大きいと思います。
しかし特別な人だけが起こる現象ではないそうなのでダイエット中はやはり好物のものが目に入らないように自分と戦う必要があるみたいですね。
ちょっとした雑学かもしれませんが知っておいて欲しい知識でした。