肉を食べないと早死にするかも・・?
食事から肉を抜いてはダメ!
食べ物でカロリーが高くて体に悪そうなイメージのものに「肉」をあげる人がいます。
しかもかなりの割合で。
確かに肉はカロリー数値だけ見ると高い場合が多く、脂ぎっていてさらに高カロリー高脂肪のソースをかけたりすると最悪に見えます。
だから肉を抜いて体重を落とした人も世にはいます。
また最近たまに話題になりますが肉をしっかり食べてやせた人もいます。
どちらが正しいのでしょうか?
結論から言うと「肉を食え!」が正しいのです。
なぜならば我々人間は動物、つまり動物性タンパク質が必要なんです。
でも肉はあまり食べるべきではない、という人の意見には「脂肪分などで血管が詰まりやすくなる」などをあげる人がいます。
これも実は正しいのです。
しかし、問題は食べ方にあるようなのです。
先に述べた高カロリー&高脂肪のソースをたっぷりかけて、という食べ方はよくありません。
また塩だけで食べる人もいますが、掛けすぎると血圧によくありません。
でもソースや塩を使ってもよいのです。本来の肉の味だけで満足できる人は非常に少ないのが実情です。
「ほどほどに」かける程度という曖昧な言い方になりますが、これが正解です。
また脂身がたくさん付いた肉は避けるなどの工夫も欲しいですね。
どうしても肉に対して罪悪感があるのであれば、(嫌いでなければ)鶏の胸肉のような高たんぱく低脂肪のものを中心に食べると良いでしょう。
肉の食べ方は工夫次第。しっかり食べよう!
「肉よりも野菜の量を多くする。」、「肉よりも魚を多く食べる」。
これらは何れも正しいです。充分な野菜と魚は積極的に採るべきです。
しかし「肉を食べるな」は間違っているのです。
我々の体は動物なんです。ダイエットのために食事の調整と運動を行うのがベストですが、運動をするというのは筋肉をつけて代謝を上げて脂肪を燃やすということです。
筋肉をつけるには動物性タンパク質が必要なんです。
だから肉を食え!ということです。
長生きしたかったら肉を食え!
テレビで90とか100歳を越えた元気なおばあさん、おじいさんがよく紹介されますね。
この人たちがこれほどの高齢なのに驚くほど元気で活発な生活を送られている事の一つに「肉を食べる人が多い」という点があります。
人によっては若い人でもこれほど食べない、と言うほどの量の肉を食べています。しかも毎日。
これほどのご年齢まで行かなくても世間では50も過ぎると食が細くなるとか、年齢が上がってきたら肉はあまり食べずに魚と野菜中心が良いという人が物凄く多いと思います。
もちろん加齢や体調、その他の理由により食が細くなったならば無理に食を太くする必要はありません。
(極力しっかり栄養バランスを考えて食べる必要はありますけどね)
しかし年齢が上がっても意図的に肉を避けるのは間違っているのです。
積極的に食べるべきです。
高齢者で物凄くお元気で体力のある方を医師が診察すると、やはり日常的に肉を食べている人が多いのです。
この肉が筋肉を太くし、血管を丈夫にするのです。
ですから若いときはもちろん、生涯にわたって肉は食べるべきなのです。
もちろん脂身が少ないものを選ぶ、塩やソースは控えめに、野菜も忘れずには当然です。