お腹にきついベルトをして痩せる?
お腹にベルトを巻くと痩せるのか?
そんな馬鹿な!と思う記事を読みました。
お腹にベルトを巻いて少し絞めた状態にすると痩せる、お腹が引っ込むというものです。
これって大昔から語り継がれていますね。
お腹にベルトを巻いても、その間は多少お腹がへっこみますが、外せばすぐに元に戻りますよね。
当たり前のことです。
だから、
お腹にベルトを巻いても決して痩せません。
でも昔からやる人が多かったり記事で取り上げられることも多かったりしますのでちょっとだけ注目&検証してみます。
お腹を締め付けてはいけない!
妊婦さんは当然のことですが、そうでなくて強く締め付けるのはよくありません。
お腹は骨がありませんし、重要な内臓もたくさんある場所です。
こんなところを強く締め付けていいわけがありません。
でもコルセットは医療用として普通にあるわけだし、腰痛ベルトもやはりお腹の一部を締め付けることになりますね。
単に程度問題で片づけてよいのでしょうか?
お腹に巻くベルトも使い方次第!
まず医療用コルセットや腰痛ベルトの長短所を簡単にあげてみます。
注意: 腰を痛めている方、腰痛などで通院している方は必ず医師の指導に従ってください!
【長所】
・腰を包み込むので腰痛の緩和となる(強い筋肉で腰を覆っているのと同じ状態になる)
・腰への負荷が減るので腰痛や怪我などの治癒期間が早まることがある。
・装着時は姿勢がよくなる。(ベルト太さ、形状などにもよる)
【短所】
・装着/取り外しが煩わしい。
・長時間つけていると蒸れたり痒くなることがある。
・就寝時は外すことが基本。
・服の厚着/薄着問わず太って見えてしまう。
など他にもたくさんありますが、大体以上のようなものです。
私も若干ですが腰痛があるので腰ベルト(市販のもの)をつけることがたまにありますので、これがダイエットに多少なりとも寄与出来ないか考えてみました。
すると以下の事を発見しました。
●食事前に多少きつくベルトをすると若干だが食事量が減る。お腹がきついのでたくさん食べようとは思わなくなる。ただし食後暫くしたら外すこと。直ぐに外すと直ぐに追加で食べたくなる。
●ベルトは体格などの個人差があるが、腰全体を包み込む幅の太いものよりも気持ち細めの方がよい。これを腰を意識せずに下腹部、または胃袋あたりに装着する。どちらが良いかは個人差が大きいので試してほしい。お腹がきつくてあまり食べたくなくなる。
●幅の広いベルトも使い方次第。お腹全体を包み込むようにしっかりと巻く。幅の広いベルトだと自然と背筋が真っすぐになるので「ながら食い」が減る。なるべく椅子に座っての食事が良い。
【注意事項】
◆ベルトはコルセットや腰痛用に作られたものを使うこと。例えばズボンのベルトの長いものや紐、ロープなど細いものは絶対に使わないこと!お腹に食い込んで痛いだけでなく腹筋や内臓に影響が出る可能性もある。
◆締める力は個人差があるが痛いほどにはしないこと。
◆食事が済んで食欲が落ち着いたら速やかに外すこと。
以上を守って頂ければ食事の量を少しかもしれませんが減らすことは出来るとおじさんは実感しました。
ただし「お腹にベルトを巻いても贅肉は減らない」ということを決して忘れないでくださいね。
本方法はあくまでもダイエットの一助の方法ということなのですから。そして無理をしないように!