夏のダイエットで食べて良いもの/良くないもの
夏の食事や飲み物の特徴は?
暑い夏は「食欲が落ちて、汗をたくさんかくので痩せそう」と思います。
でもそうでない側面が大きいことを知って欲しいと思います。
食欲が落ちて食事の量が減っても、高カロリーの物ばかり摂取すると必ず太ります。
これが夏の食生活の特徴なのです。
思い浮かべてみましょう。
夏に食べる(飲む)機会が増えるものとして以下のようなものがあります。
・アイスクリーム
・フライドポテト、アメリカンドッグなどの揚げ物
・ハンバーガーなどのファストフード
・焼肉
・ビール
・コーラなどの砂糖がたっぷりと入った炭酸飲料(カロリーオフは除く)
・その他居酒屋全般メニュー
これ以外もたくさんあると思います。
傾向として、「体が冷えるものを欲しがる」、「ファストフードなど手軽に食べれるもの」、「砂糖が入った飲料をたくさん飲む」、「お祭りやイベントなどで揚げ物を食べる機会が増える」という事があります。
上記最後の「居酒屋全般メニュー」というのは1年中かもしれませんが、これにはビアガーデンや「暑いのでちょっとビールを」という時に揚げ物系を多く食べることが増えるからです。
どうしてもお手軽に食べれて美味しいものとして揚げ物がありますね。
家でも食事以外の寝る前にビールをという人も多いことでしょう。
おつまみを食べなくてもビール自体もカロリーゼロ/ハーフ商品を除きビールのカロリーも比較的高いので寝る前に高カロリーを摂取しているということになります。
*ビールのカロリーは大よそ以下となっているようです。
大びん(630ml) 252kcal 糖質=25.8g
缶ビール(350ml) 140kcal 糖質=10.2g
飲むだけでこれだけのカロリー摂取となりますし、糖質も思いの他多い飲み物なのですね。
発泡酒もビールと殆どカロリーや糖質は変わりません。
但し「カロリーゼロ」や「ダイエットに!」というビールや発泡酒のカロリーはビールの半分以下、糖質については1/3~ゼロになります。
このビールにさらにおつまみが加わるとそれこそとんでもないカロリーや糖質摂取になってしまいます!
夏のダイエットに食べた方が良い食品は?
やはり揚げ物や糖質を多く含むものを避けるに尽きます。
●フルーツ
どんなものでもまず問題はありません。
多くのビタミンと食物繊維を捧腹含んでいますし、水分も多いので積極的に採りましょう。
なお砂糖やヨーグルト(糖質ゼロはOK)をかけないようにしましょう。
●夏野菜
きゅうり、トマト、レタス、ズッキーニ、オクラ、トウモロコシなどの夏野菜もビタミン、食物繊維の宝庫です。
サラダだけでなく調理方法を色々工夫してみましょう。
●スイカ
夏の代名詞のようなものですが、90%が水分で甘みもあるので食べた時の満足度が高いのもオススメの理由です。
また抗がん作用などがあると言われるリコピンがトマトよりも多く含まれていますので健康食品としても最適です。
●スムージー
上記のようなフルーツや野菜を使ったスムージーは暑い夏にぜひ飲みたいですね。
ただし砂糖の量に関しては気をつけましょう。
夏のダイエットに避けた方が良い食品は?
先ほど述べた揚げ物全般のほか以下が考えられます。
◆アイスクリーム
夏に食べたいものの代表格ですが、やはり高脂肪高カロリーの代名詞でもあります。
でもやはり夏は・・・という時にはクッキーやチョコチップの入ったものを避ける、極力低脂肪を選ぶなど工夫をしましょう。
◆オニオンリング
揚げ物ですがあえてここで書きました。
理由は「野菜のフライでもポテトよりは遥かに健康的」なイメージがあるからです。
玉ねぎ自体は健康食品と言えると思いますが、やはり多くの油分を含みますので他の揚げ物と同じことになります。
◆マカロニ/ポテトサラダ
季節に関係ない食べ物ですが、まさに「炭水化物まつり」であり、しかも作る時にマヨネーズを大量に使います。
おススメ出来ない理由は言わずと知れたことですね。
◆焼きトウモロコシ
お祭りや屋台で食べる機会が増えると思います。
トウモロコシ自体に罪はありません。単体ならば積極的に食べた方が良いでしょう。
しかしバターや、砂糖をたっぷり入れたタレなどを使うと高脂肪高カロリー食品に早変わりです。
◆砂糖の入った飲み物
ジュースやコーヒーなどですが、特に夏は冷たく甘いものを採りたがる傾向があるようです。
もちろん個人差はありますが、汗をかいてたくさん冷たいものが飲みたい→これだけでは物足りなくなり甘い方が良い、という事になる人が多いようです。
やはりノンシュガー、カロリーオフを心がけたいですね。
いかかでしたか?
なお勘違いしてほしくないのは暑い夏こそしっかり食べて水分も十分に採ることが大切なのです。
夏に我慢すると必ず秋に反動が来ます。
特に水分摂取をしないと熱射病や心筋梗塞、脳梗塞の元になりかねませんので水分は最優先で考えてほしいと思います。