短期間の体重の増減に要注意!
注意!
「最初にお読み下さい」に書いてありますように、私は医療従事者や医療/ダイエットなどの専門家ではありません。
自身の経験などと、可能な限りの調査をして本記事(サイト内全ての記事も)も書いています。
また身内に医療従事者もいますので、その人に聞くこともあります。
極力正確を記すようにしていますが、ご自身が不安に思う事は速やかに医師や専門家の判断を仰ぐようにお願いいたします。当方では記事内容に従った結果の事は一切責任を持てません。
短期間の体重の増減には注意が必要
老若男女問わず様々なダイエット情報をお知らせしている当サイトをお読み下さるご訪問者様は、「健康を害しないように栄養を取り、適度な運動や十分な休息をとるのが大切。」と気付いて下さったと思います。
しかし世間一般にはダイエットのイメージとして「とにかく体重を落とす」ことが最優先であり、標準体重はもちろんだが、むしろ痩せているくらいの方が健康的、という考えが多いのではと思います。
差別的な考えは毛頭ございませんが、特にお若い女性の方にはその傾向を感じます。
それは女性個々の方々がそう思っているというよりも、「痩せた方がかっこよい」、「痩せた方がモテる」というように細いのがベストと煽り立てる雑誌やネット記事などのマスメディアのせいだと私は思います。
トップモデルと言われる方も、人によっては「痩せすぎて大丈夫か?かえって不健康に見える」という場合もあります。
どうしても「痩せている=モテる」という考えをお持ちの方、「これから痩せてモテてやる!」という方は一度以下の記事もご覧になって頂ければと思います。
もちろん健康を目指すためのダイエットは大いに推奨したいです。
但し「健康=痩せている」という意味ではありません。
どの程度痩せれば良いかは各個人によりますので、ご自分の体格の標準体重を調べる、或いは医師や管理栄養士などにご相談されることをおすすめします。
しかしダイエットをしている、していないに無関係に短期間に体重がどんどん落ちていく、昔から小食なのに体重がどんどん増えて行く、という場合は時として重篤な病気の可能性があります。
ですからもしこれらに当てはまる場合は必ず医師の診断を受けて下さい。その時にダイエットをやっていた場合は一時ストップすべきです。
ダイエットをしていないのに体重が減っていく
これはどのくらいの期間でどのくらい減ったのか?が重要になります。
例えば1か月で2kg減った、その翌月は変わらずとかだったら一時的な体調の変化などであり、多くの場合心配する必要はありません。
個人差は大きいのですが、人は朝と夜で0.5~1㎏くらい体重の増減があるからです。
しかし全くダイエットをしていない、食事量も昔から変わらず、或いはよく食べる方だ、という方が、「最近短期間で体重がどんどん減っていく気がする」という場合は速やかに医師の診断を受けて下さい。
これらの場合は一般的にですが、以下のような事が考えられます。
(あくまでも一部の例であり、医学的に必ずしも正確なものではありません。ですからとにかく医師の診断が必要なのです。)
・何かしらの心境の変化
例えば心配事、ずっと心に引っかかっていることがある。(これらによって自覚がないまま食欲が落ちている事もあり。)
→これらは人によって大きな差がありますが、これらが原因で短期間に数kgも痩せる事は滅多に無いと思います。あくまでも一例です。ただ4~5日で3㎏減量とかは人によってはあり得ます。
・糖尿病の疑い
糖尿病に罹患すると体重が激減することがあるそうです。
理由としては以下だそうです。
急激な体重減少は、糖尿病の症状のひとつです。もし糖尿病が原因なら病気が進行している可能性があるので、すぐに受診しましょう。糖尿病の症状として体重が減少することがあります。これは、糖尿病によりインスリンの働きが低下することで、食事から摂ったブドウ糖をエネルギーとして利用できなくなり、体内の脂肪や筋肉のタンパク質をエネルギー源として分解してしまうためです。患者さんの中には、1カ月で10kg以上やせる人もいます。
糖尿病患者さんは太っているというイメージがあるかもしれません。肥満は、過食、運動不足と並んでインスリンの働きを低下させ、糖尿病を発症させる要因のひとつです。そのしくみとして、蓄積した内臓脂肪がインスリンの働きを妨害する物質を分泌することなどが考えられています。このように肥満の人は糖尿病になりやすいといえますが、糖尿病が進行した人では体内がエネルギー不足となり、体重が減少してしまうのです。
その人は10代の時からいわゆる「かなり太め」の方で、身長は155㎝くらいで体重は最高で105㎏ありました。
命直結ですので医師や管理栄養士の指導の元、ダイエットを始めたのですが、経験者はお分かりと思いますが、糖尿病の患者の食事制限はとんでもなく厳しいもので、「ダイエットしよう」くらいの生易しさではありません。
世界中の科学者が研究しているはずです。しかし今年、来年出て来るものでは無さそうなので、罹患したら食事制限や薬物治療が必要になります。
これは大変な負担であり、旅行や遠方の帰省も出来ますが、行き先の病院でその分の透析を受ける必要があります。
いずれにせよ何らかの良からぬことが体内で起こっている事に変わりはありませんので信頼できる病院で精密検査をされるべきと考えます。
ダイエットをしている、食事量が変わらないのに体重が増えて行く
当然放っておくと心臓以外にも様々な器官に波及して複数の疾病に罹患します。
体重の増減をどう見ていくか?
受診して「問題無し」であれば儲けものです。それでも不安が残るのであれば他の病院で検査を受けましょう。