お腹を凹ませれば全身が痩せる?
体重はお腹の贅肉にかかっている?
誰もが認めると思いますが全身の贅肉の中でお腹が一番減らない、減りにくいのです。
理由は普段使わないからです。また特別腹筋を使う運動でもしない限りほとんど使う必要もないからです。
以下に関連記事がありますのでご覧ください。
友人と酒を飲みかわしながら、
「腹の贅肉って本当に落ちないよな・・・。いくら何やってもほんのちょっとだけしか落ちないし、食事制限を厳しくすると全身の体重はまあまあ落ちるが体重落ちても腹が凹んだ感じがあまりないんだよな・・・。」
という話になりました。
個人差がありますが男女問わずほとんどの方は上記のように思うのではないでしょうか?
とにかく使わない部位のぜい肉を落とすのは本当に大変なことですね。
おなかの贅肉を落とすのは本当に大変。でもそのエネルギーは・・・
とにかく言わなくてもお腹が凹まないというのは誰でも実感しているし、「これほど努力しているのに・・」というのが事実です。
でもちょっと考え方変えてみませんか?
おなかの贅肉を気にするほとんど(全てと言ってよいと思う)の方は全身がポッチャリ、体重が多くて困っているということではないでしょうか?
全身がスリムで体重も標準体重にほぼ近いのにお腹だけドーンと出ている人は殆どいないはずです。
ですから少々考え方を変えて、
お腹を減らす努力はするがお腹のへっこみを期待しない。
ということをしてみませんか?
分かりにくいかもしれませんね。
どういうことかというと、「お腹の贅肉を減らす運動は腕や足を細くする運動よりもきついことをしなければならない」わけですから、お腹を減らす運動(などの努力)をやることによって全身の体重を落とすことに集中するのです。
もっとわかりやすく言うと、
1.お腹を減らす運動を集中的にやりましょう(食事制限・調整も含む)
ただし、お腹に負荷をかけても「これで腹を減らすんだ!」という意識は捨ててください。
行動は「お腹を減らす運動」ですが、気持ちは「お腹の贅肉は気にしない。全身を細くする」と言い聞かせるのです。
2.二の腕や太ももが気になる人はもちろんそれらの部位に対応した運動もやった方が良いが、とにかく腹筋やお腹から声を出すなどを意識する。
3.家やジムでの運動に限らず、お腹に力を入れながら歩く、背筋をまっすぐにして歩いたり座ったりするを心かける。
4.上記を続けていれば自然と体重が落ちてきます。体全身がすっきりする感じがつかめると思います。
5.体重が落ちてくるとお腹が凹んでくるのも実感できるはず。ただし体重の落ちほどお腹の贅肉は取れない。
6.体重がある程度落ちてきたらそれをキープ出来るようにしつつ、今度は「お腹だけ」を意識した運動を取り入れてみる。
つまり気持ちをちょっとだけ切り替えてほしいということなのです。
なぜお腹の贅肉が取れないか?単に運動量だけの問題でもないのです。
人間はそんな簡単に体が出来ていません。
同じ腹筋をするにしても「お腹の贅肉を採るための腹筋」と「全身の体重を落とす腹筋運動」ではやることや回数が同じでもこの気持ちの持ち方で代謝が変わってくるのです。
冗談みたいですが本当なのです。人間の体はちょっとした気持ちの切り替えでまるっきり異なってきます。
お腹を減らしたい、と思うとそれだけに意識が行きます。
でも簡単にはお腹は減りません。だから挫折したりするのです。「お腹を減らそうと思って腹筋をせずに、お腹は後回しで体重のみ減らすんだ!」という気持ちから始めていただきたいという提案です。
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